今回の記事は少々マニアックなので、ご覚悟のほどを。家のコンセントの電圧を毎日計る人はあまりいないと思うが、僕はほぼ毎日計っている。以前、仕事で使うアナログ系の録音機材のヒューズが飛んだことがあり、その時給電されている電圧が本来100Vのところ107Vだったことがあるからだ。早速、東電に連絡をとったところ、サービスの方が電力メータのところで計ったところ、電圧が214Vとのことだった。ほとんどの住宅では、メータか...
僕らのように打ち込みやってたりする人間には、EUR(ユーロ)安やUSD(ドル)安は有り難い。ソフト音源やプラグインやプロ仕様の録音機器などは、ほとんどは米国か欧州で開発されたものだからだ。音響機器などはメンテナンスの問題があるので、少々高くでも日本の輸入代理店で購入するケースが多い。まあ、ビンテージ物などはメーカー保証などがとっくに終わっているので、その限りではないが。しかし、ソフト音源やプラグインは英...
最近は日本でも普通になったブラックフライデー。アメリカにおいて、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことだそうだ。その日からクリスマスに向けての大セールが開始され、その日1日の売り上げで1年の決算が黒字になるぐらいの勢いなので「黒字の金曜日」でブラックフライデーと言うそうだ。僕は、その勢いというヤツでブラックフライデーで「AUDIONAMIX / TRAX PRO」というソフトウェアを買ってしまった。それも50%引...
たまには音響機材の話でも。レコーディングでもPAでも「音響」と関わる仕事には、業界標準のヘッドホンがある。それは、Sony MDR-CD900ST というヘッドホンだ。エンジニアさん個人で好みの音質のヘッドホンを使うことはあっても、スタジオ常設はほとんどこれだ。音質はクセがなくフラットな周波数特性で、音の解像度が高く明瞭な音質だ。いい音はいい音に、悪い音は悪い音と、ごまかしの効かないシビアさが、演奏や録音などのジャ...
連投で今度は音響機材のお話。こちらにも書いた、ProTools11(PT11)+HDXで「192I/O」が使えるとの情報で、もしかしたらと思っていたが・・・「HD I/O」と「192 i/O」で、PTのPCIeカードと繋ぐ「DigiLink Cable」のコネクターの形状が変わって一時は諦めてはいたが、変換ケーブルが存在していてHDXと「192 i/O」が繋げるとのことで、もしかしたらと思っていたが・・・やっぱり「HD I/O」と「192 I/O」は共存できるじゃん!「HD I/O」...
iTunesで音楽を楽しんでいる人も多いが、非圧縮でCDのデータをリッピングしても、音質的に物足りなく感じている人もいると思う。実際PT(ProTools)にCDデータを44.1Hz/16bitで取り込んで聞き比べてみると、iTunesの方が明らかに何かが足りない。多分、iTunesを多機能にする為に、コストをかけられなかったり容量を軽くしたりする制約もあって、データ処理する段階での演算のアルゴリズムが若干犠牲になっているのだろう。iTunesの内...
久しぶりに機材の話。音響機材に興味ない人はスルーしてね。実は31日にインストールしたけど、いろいろ忙しくて注意深く検証する時間がなくて、ブログに書くのが遅れた。消費税が上がる前に購入できて、そこはとってもめでたい。だが、新品で購入する資金力が足りなくて、泣く泣く「交換アップグレード」にて購入したことが。ちょっぴり悲しい。前のシステム構築にどれだけ情熱をかけ、辛く苦しいローンを組んだことか・・・まあ、...
今回の記事は音響機器関係なので、興味のない人はスルーしてね。4月から消費税だけでなく、Avid社の日本法人が円安是正の値上げをするとのことで、そろそろAvid/ProToolsHDXシステムの導入を今まで以上に真剣に考え始めた。先ずを音を聞かなくてはと、都内某所にてHDXの試聴を下記4パターンで行った。1 ProTools10→HDX PCIeカード→192I/O2 ProTools10→HDX PCIeカード→HDI/O3 ProTools11→HDX PCIeカード→192I/O4 ProTools11→H...
今回はちょっと電気系の話。チラ見して興味なかったら、読み飛ばしてね。そんなに凄い電気工作は出来ないけど・・・ケーブルを作ったり、容量落ちしたケミカルコンデンサーを交換するなど、初歩的な電気工作は昔からしている。だが、ハンダづけ時に熱を加え過ぎて失敗したことが数しれず。やっぱりヘタクソにはハンダの流れ易さはもっとも大事だ。いろいろハンダを試して来たが日本アルミットのKR−19が1番良かった。流れ易いし、...
ブログ2回目にして、ちょっとマニアックな音響機材の話。興味ない人は読み飛ばしてね。昨日は僕の編曲した曲のTD(トラックダウン)のチェックに某スタジオに行く。最近は、昔の様に巨大ミキシングボード(数千万はする)と膨大かつ高価なアウトボード機器を駆使してのTDは滅多に行われない。スタジオ料の節約や待ち時間(3〜5時間)の短縮など、製作サイドのメリットは大きい。個人的には非常に悲しく淋しいのだが、理由はその...