毎年書いているような気がするが、暑くなってくると何故か、沖縄の酒が美味い。
昼間の気温を25度越えると「夏日」と言うらしいが、そんな日が続くようになってきた。
そんな訳で、最近の晩酌は「琉球泡盛
残波ブラック」。
それと、奄美の黒糖焼酎も美味い。
サトウキビで作る焼酎だが、Wikiの引用で恐縮だが、
「
酒税法に関連した国税庁の通達によって、含糖物質(砂糖、蜂蜜、メープルシロップなど)を使って「焼酎」が作れるのは熊本国税局大島税務署が所管する奄美群島に限られる。」なのだそうだ。
奄美でしか作られないと聞くと、ありがたみが増してくる。
最近は「
朝日」をよく飲む。
泡盛やら黒糖焼酎やらいろいろ飲んでいるが、それが家飲みの良さだろう。
いい酒でいい気持ちで適当に酔っ払わないと、頭の中がその日作った音楽がぐるぐる回っていて、目が冴えて眠れないのだ。
前回も書いた、ケルト音楽(アイリッシュミュージック)の特有の、「らしさ」を醸し出す楽器。
ティンホイッスル、フィドル(バイオリン)、アコーディオン(コンサルティーナ)、ケルティックハープ、イリアン・パイプス、などがある。
今回は、
「イリアン・パイプス」で良いソフトウェア音源を見つけたので紹介したい。
イリアン・パイプスは一見バグパイプのような楽器である。
バグパイプは革袋に息を吹き込んで、その圧力でリードを鳴らす構造なので、大きい音が出る反面、音を止めたり強弱をつけたりすることが難しい。
イリアン・パイプスは肘で挟んだ鞴(ふいご)で’リードを鳴らす構造なので、あまり大きい音は出ないが、音を止めたり強弱をつけたりすることができる。
言ってみたら、バグパイプとアコーディオンのいいとこ取りのような楽器だ。
そのソフトウェア音源は
「Ilya Efimov Production Uilleann Pipes」だ。
http://www.ilyaefimov.com/products/ethnic-winds/uillean-pipes.html
ソフトウェアサンプラー「
KONTAKT5」のライブラリーとして動作する。
イリアン・パイプス特有のアーティキュレーションや装飾音が非常に使いやすく設定できるのが嬉しい。
しかし、最も注目すべきは、通奏音である「ドローン」と言う管と共に、キーのついた「レギュレータ」という伴奏用の管も再現されていることだ。
「チャンター」という旋律用の管と「レギュレータ」と「ドローン」の3本の管を再現することで、あの独特の世界感が表現できるので、夢中になって知らず知らすに何時間も弄り倒している自分に呆れたものだ。
VR的に劇伴(劇中伴奏音楽)で使うのが最も正当派な使い方であろう。
VR的な使い方だけでなく、EDMやヒップホップやエレクトロにも十分使えると思う。
特に最近の流行している
「トラップ」の、クールで音数の少ないサウンドにはぴったりだと思う。
しかし、目の前の現実として、歌謡曲のアレンジに使える音色なのだろうか?
あの哀愁のある音は歌謡曲にも使えるように思うが・・・
中島みゆき「麦の歌」の歌のイントロにもバグパイプが使われているから、意外と行けるかも・・・
あれはスコッチウイスキーがキーワードのドラマの主題歌だったからなぁ・・・
優秀なソフトウェア音源だからこその悩みであるが。
こんなことに負けずに(何に?)もっともっと弄り倒して研究しようと思う。
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