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アレンジャーの4段階評価(その2)

忙しいから飲まない、なんて偉そうに前回の記事に書いたが、やっぱりと言うか、結局と言うか、泡盛古酒「比嘉酒造 残波プレミアム30°」を購入した。

高温高湿にはやはりこれに限るでしょ、ということで毎晩ヘベレケになっている。

ひとまず仕事が一段落して、安心して飲めるようになったという訳だが。

僕はテレビはほとんど見ないし、映画も動画もあまり見ない。

もちろん、劇中伴奏音楽(劇伴)の仕事もある関係で、研究対象として集中的に見ることはあるのだが、クールダウンしたいプライベートな時は、音のない静かな空間で癒されたい。

夜遅い時間に、1人で電子書籍を読みながら泡盛古酒を飲むのが、今は一番の癒しの時間だ。



アレンジャーの4段階評価、「カッコいい」>「無言」>「良い」>「悪くない」の、前回の続きで、「無言」と「カッコいい」についてだ。

3、「無言」

これは僕の受ける評価で1番多い。

なので、何十年も評価をいただいていることに気がつかなかった。

この場合、クライアントは「アレンジは良し。次は歌だな。」など、思考が次に向かっているということだ。

同時に「プロなんだから、何も言うことがないくらいできて当たり前でしょ。」と思われている可能性もある。

「無言」は割といい評価には違いないのだが、プロとしての標準のラインに到達したというだけで、次の仕事で「良いアレンジなんだけど、いつもとあまり代わり映えしないなあ。」なんて、評価が一段階下がることもある。

安心してはいけない。

やはり、「維持」ではなく「進歩」を求められている訳で、スクラップ&ビルドの日々をエンドレスで、ただ黙々とおくるしかないのだろう。


4、「カッコいい」

これは最大級の評価で、思わずでてしまった感嘆詞だ。

ただし「カッコいいアレンジだね。」と言われたら、その瞬間に評価の標準のラインが変わったと思わなければいけない。

次の仕事が同レベルの場合は「無言」の評価に一段階下がる可能性は高い。

どこまでも安心と安定はない。

ストレス解消に酒が進む訳だ。

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