今回の記事は音響機器関係なので、興味のない人はスルーしてね。
4月から消費税だけでなく、
Avid社の日本法人が円安是正の値上げをするとのことで、そろそろAvid/ProToolsHDXシステムの導入を今まで以上に真剣に考え始めた。
先ずを音を聞かなくてはと、都内某所にてHDXの試聴を下記4パターンで行った。
1 ProTools10→HDX PCIeカード→192I/O
2 ProTools10→HDX PCIeカード→HDI/O
3 ProTools11→HDX PCIeカード→192I/O
4 ProTools11→HDX PCIeカード→HDI/O
プラグインの対応の問題があるので、しばらくはProTools10と11を併用することを想定した。
また知り合いの売れっ子エンジニア氏に、Avid社のオーディオインターフェースである旧型の192I/Oと新型のHDI/Oの音質にかなりの違いがあるので、可能なら併用するべきとの助言をもらったこともあって、それも考慮して試聴した。
あくまで僕の耳による判断なので主観が入りまくりだと思うが、結論から言えば、音の良い順に
4→3→1→2 となった。
「2」のパターンのProTool10とHDI/Oの相性は最悪だった。
多分、ProTool10は192I/OからHDI/Oへの過渡期的な意味合いで開発されているだろうと推測される。
両方を満足させるようにはできなかったのであろう。
特筆すべきものは、
「3」のパターンであろ。
改めて192I/Oの音質の良さに気付かされた。
「4」のパターンのような、どこまでも伸びて行く高域や広大な音の広がりは無いが、中域の美しさやコンパクトながらも密度の濃さを感じさせる音質は、このまま捨てるに惜しいと思う。
それに大変なローンを払い続けてやっと手に入れたものだしね・・・
やっぱり若干の思い入れもあったりするし。
新品を購入するより35万円ほど安くなる「交換アップグレード」という仕組みがあるのだが、旧型のHD PCIeカードと旧型インターフェースが必要だ。
僕は幸いな事に、192I/Oと96I/Oを持っているので、96I/OとHDカードで交換アップグレードが可能なようだ。
ということ、ProToolsHDXシステムの導入を決断しようと思う。
そしてHDI/Oと192I/Oを併用して、楽曲の方向性によって使い分けたり、昔の楽曲やセッションデータの修正や変更には192I/Oを使用したり、そんな使い方をして行こうと思う。
- 関連記事
-
- http://deep4kotobuki.jp/tb.php/25-44ab1909
トラックバック
コメントの投稿