一昨日を休肝日にしたので、昨晩は深酒したのに女房がいつもの時より、気のせいか幾分優しい気がする。
気にする位ならやめりゃいいのに、今日も程々には飲むんだけどね。
僕は写真が嫌いだ。
正確に言えば、写真に映っている自分を見るのが嫌いだ。
それを他人に見られるのは、もっと嫌いだ。
自分撮りなんて一度もしたことない。
何故なら、写真に映っている古い自分が、自分の真似をしている不愉快な他人に見えるからだ。
多分、見られたいのは自分自身でなく、自分が創ったモノなのだからであろう。
その創ったモノの過去を振り返ることはほとんどない。
自己分析をしてみれば、過去や現在の自分自身や創ったモノが本当ではないという、強迫観念にも近い思い込みがあるせいだと思う。
本当の自分自身や創ったモノは、この先にあるはずと思ってしまう。
辿り着けないくせにね。
厄介な、屈折した自己顕示だ。
今日は優しい女房も、ケンカをすると「あなたの遺影にできる写真なんて一枚もないのだから、飲み過ぎて死なれたって葬式ひとつできないんだからね!」なんて怒られる。
言われているうちが華なんで、まあ時々は休肝日を作る事にしよう。
遺影用の写真を撮ろう、なんて言われないように。
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